bristle grassについて
〜老舗レザーメーカーの職人集団だからこそできるオリジナルブランド〜
[bristle grass]は、ニシカゼのオリジナルブランドを販売する直営店です。
ニシカゼは1959年に創業。
学生鞄とビジネスバッグから始まり、レザーバッグ一筋でした。
メーカーからのオーダーを形にするOEMのみを行っていましたが、
2011年にオリジナルブランドを立ち上げ。
きっかけは2009年、縁がありレザー財布製造の会社と合併したことです。
同じレザー製品でも、バッグと財布では製造方法や技術は大きく異なり、
一般的にはどちらかを専門に製造しています。
互いの技術をミックスした製品を作れるようになったことで、
他にはない商品を作れるのではと考えたのです。
今ではバッグと財布はもちろん、ポーチ、キーホルダーなど幅広く展開し、
使用するレザーも栃木レザー、コードバン、イタリアンレザーと様々。
こちらはロングセラー商品、コードバンの長財布です。
一見普通の長財布に見えますが、細部に技術とこだわりが詰まっています。
例えばこのコバと呼ばれるレザーの裁断面の処理には、とても時間をかけています。
財布は幾枚ものレザーを重ね合わせて作っていますので、
切りっぱなしでは強度を保てません。
何度も削ったり磨いたりして、一枚の革のように仕上げています。
コードバンの美しさが引き立つようにできる限り薄く、
透明感のある輝きにしているのが特徴です。
ひと目ではわかりにくいこだわりなのかもしれません。
ですがお客様が手に取ったときに、「なんか、いいな」と感じていただけるには、
細部のこだわりが不可欠だと私たちは考えます。
ニシカゼに多くの職人はいますが、デザイナーはいません。
私たちは職人の集まりです。だからこそ、レザーの特性や適正を熟知しています。
そのため商品企画はデザインから考えるのではなく、
柔軟性のあるレザーなら曲線が美しいポーチを、
ハリがあるものならエッジの効いた財布をといったように、
レザーの特性から商品を構想しているんです。
これからはレザーのある暮らしを提案したいと考え、
鉢カバーなどのインテリアグッズも製造しています。
型押しレザーは優しいカラーが豊富なので、
ウッドと合わせてナチュラルテイストなものにしています。
こちらは傷がつきにくく変色しにくい型押しと、
経年変化を楽しめるヌメ革をミックス。
時間と共に表情が変わっていくのを楽しめます。
無機質になりがちなトイレサインやコンセントカバーも
レザーにして暖かさをプラス。
暮らしにレザーがあるだけで、生活がほんの少し豊かになる、
そんなライフスタイルを提案していきます。
さらにアウトドアグッズも製造。
ランプカバーやカップカバーも、レザーになると
飾っておくだけでサマになり、インテリアにもぴったりです。
平野区の工場に併設している[bristle grass]では、インテリアを考えやすくするために、
家具ブランド[mokune]の商品と一緒に展示しています。
→SHOPの詳細はこちら
レザーのある生活を一緒に始めてみませんか?
[bristle grass]
大阪市平野区長吉長原2-2-60
TEL 06-6170-2255
営業時間 10:00〜19:00
日祝休み